「マイクラのプログラミング教室に通わせても意味ないのでは?」
そう感じて検索した方に向けて、各校のコース内容と料金を調べ直しました。
先に結論を書くと、意味があるかどうかは教室の良し悪しではなく「親が何を期待しているか」でほぼ決まります。
とくに多いのが「MODが作れるようになる」という期待です。これはまず叶いません。調べられる限りの教室を確認しましたが、MOD制作を教えている教室は3校しか見つかりませんでした。
「マイクラのCurseForgeの使い方とMODの入れ方」
「マイクラの家具MODの入れ方」
「マイクラの影MODの入れ方」
MODを入れて遊ばせたいだけなら、教室に通わなくても親子でできます。まずは家で1つ入れてみてから、教室を考えても遅くありません。
【マイクラ】プログラミング教室は意味ない?30秒早見表
期待していることで結果が変わる
「MODを自作させたい」だけは、教室が答えになりません。理由と3校の詳細は後半で書きます。
| 期待していること | 結果と選ぶべき教室 |
|---|---|
| MODを自作させたい | 該当は全国3校 MCreatorを家で試すのが近道 |
| すぐコードを書かせたい | 通常1〜2年かかる CodelandならマイクラでPythonまで |
| マイクラを長く使いたい | デジタネ 全編マイクラ・月3,980円〜 |
| 近所に通わせたい | QUREO 全国3,270教室・マイクラコースあり |
| ゲームを作らせたい | アンズテック Scratch→Unity |
| 本格的な言語まで行きたい | Tech Kids School Swift・C#まで |
もう決まっている方は、ここから公式サイトへどうぞ。この先はそう判断した理由を書いていきます。
意味がある家庭・意味がない家庭
もう少しはっきり分けます。
通わせて満足できる家庭
- 子どもが自分から「行きたい」と言った
- パソコン操作に慣れてほしい
- 順序立てて考える癖をつけてほしい
- ゲーム好きを学びに変えたい
「MODを作れるようにさせたい」「すぐコードを打たせたい」「将来の仕事に直結させたい」——この3つが動機なら、月8,000〜15,000円を払っても期待は満たされません。
3か月後に「やっぱり意味なかった」となるのは、教室が悪いのではなく最初の期待がズレているためです。
【マイクラ】プログラミング教室が意味ないと言われる4つの理由
MODが作れるようになるわけではない
これが一番大きい理由です。MOD(モッド)はマイクラに新しいブロックやモブを追加する拡張プログラムで、Java版でしか動きません。統合版(Switch・スマホ・PS5など)と教育版にはMODを入れられません。
ところが教室で使うのは、教育版か、Scratchをベースにした独自ソフトがほとんどです。つまりMODが動かない環境で授業をしているので、MODの作り方を教えようがありません。
子どもが憧れているのはYouTuberが入れている影MODや家具MODのほうです。ここのズレが「意味ない」の正体になっています。
本サイトでは「CurseForge App(カースフォージアプリ)」を使用した導入方法を紹介しています。

テキストのコードを書かない
ビジュアルプログラミングはマウスでブロックを並べるだけなので、キーボードでコードを打ちません。保護者が想像する「プログラミング」=黒い画面に英数字を打つ姿とは、見た目がまったく違います。
ただし中身は同じです。順番に実行する・条件で分ける・繰り返す——この3つはどの言語でも共通の骨格で、ブロックでもコードでも学ぶ内容は変わりません。
問題は「いつコードに移るか」で、多くの教室では2年目以降です。そこを待てないなら、Codelandのようにマイクラの中でPythonまで進む教室を選ぶ手があります。
遊んでいるようにしか見えない
横から画面を見ると、子どもはマイクラで建物を建てているだけに見えます。授業料を払っている側からすると、家でやっているのと同じに映ります。
ここは教室によって差が出る部分です。判断基準は帰ってきた子どもの一言。
| 子どもの答え | 判定 |
|---|---|
| 「家を建てた」だけ | 黄色信号 |
| 「10個の命令を1個にまとめた」 | 学べています |
| 「バグが直せた」 | 学べています |
月謝が8,000〜15,000円かかる
マイクラ系プログラミング教室の月謝の相場は8,000〜15,000円です(出典:コエテコ byGMO)。通学型は9,000〜13,000円、オンライン型はもう少し安い傾向です。
これに加えてマイクラ本体の購入費(Java版・統合版セットで3,960円)とパソコン代がかかります。ピアノや水泳と同じ水準の出費なので、成果が見えないと割高に感じるのは自然です。
ここを抑えたいなら、デジタネが月3,980円(年間プラン)で相場の半額以下です。14日間の無料体験があるので、合わなければ辞められます。
【マイクラ】MODが作れるプログラミング教室は3校だけ
MOD制作を扱う3校
「MODが作れる教室に入れればいいのでは」と考える方のために、調べられる限りの教室を確認しました。2026年7月時点で、MOD制作をカリキュラムに入れている教室として見つかったのは次の3校です。
| 教室 | 内容と場所 |
|---|---|
| TENTO | Java版のForgeを開発ツールで書き換える EX船橋教室 |
| テックラボ | MCreatorでオリジナルの剣などを作る 教室向け提供教材 |
| BlockBits | Javaを学ぶ教材としてMOD制作 茨城県つくば市 |
TENTOは2011年創業の老舗です。既存のブロックのプログラムを引き継いで新しいブロックを作り、踏んだときの動きを書き換える——という、大人向けとほぼ同じ内容を扱っています(出典:TENTO公式ブログ)。
テックラボは、MCreator(コードを書かずにMODを作れるソフト)を使った小学生向け教材を2025年4月に開発しました。ただしこれは教室向けに月額3,960円から提供されている教材なので、受講するには導入している教室を探す必要があります(出典:株式会社エクシード プレスリリース)。
BlockBitsは茨城県つくば市のMARK株式会社が開発したJava学習サービスです(出典:MARK株式会社 note)。
船橋・つくば・導入教室のみ——つまり全国の保護者にとって、現実的に通える人はごく一部です。
「MODが作れる教室」を探して見つからないのは、探し方が悪いのではなく、そもそもほとんど存在しないからです。
大手がMODを扱わない理由
教室数3,000超の大手が手を出さないのには理由があります。
MODを教えられない3つの壁
- Java版が必須:教室のパソコンとライセンスをJava版で揃え直す必要がある
- Java言語が必要:本格的なMODを書くにはJavaの理解が要る。小学校低学年には早すぎる
- 講師が足りない:Javaで開発できて、かつ子どもに教えられる人材は簡単に集まらない
裏を返せば、MOD制作は「教室で習うもの」ではなく「本人がハマったら勝手に始めるもの」に近い領域です。子どもがそこまで行ったら、親が止めなくても自分で調べ始めます。
【マイクラ】MODを作らせたいならMCreatorを家で試すのが近道
MODが作れる教室がほとんどない——それなら、教室を探すより先に家で試すのが近道です。ここでは、子どもがMOD制作をどこまで本気か見極める方法を紹介します。
MCreatorなら無料・コード不要でMODが作れる
MCreator(エムクリエイター)は、プログラミングの知識がなくてもマイクラのMODを作れる無料ソフトです。ブロックを組み合わせる方式なので、小学生でもオリジナルの剣やブロックを追加できます。
Java版があれば導入でき、慣れてきたらJavaのコードを直接書くこともできます。「まず作らせてみる」入口としては、これ以上ないほど手軽です。
- パソコン(Windows/Mac)
- マイクラJava版(作ったMODで遊ぶため)
- MCreator本体(無料)
スマホ・Switchの統合版ではMOD制作はできません。最初の環境づくり(JDKやForgeの準備)でつまずきやすいので、そこは親が手伝ってあげると進みやすいです。
教室を探すより「続くか」を先に確かめる
MCreatorを家で試す一番のメリットは、子どもが本当にMOD制作にハマるかを、お金をかけずに確かめられることです。
「MODを作りたい」と言っていた子が、実際に触ってみると数日で飽きることもあります。逆に夢中になって毎日いじる子もいます。月謝を払う前に、この差を見極められるのは大きい。
MCreatorで試したあとの進み方
- すぐ飽きた→ MOD制作は目的から外す。別の動機で教室を選ぶ
- 楽しんでいるが一人だと詰まる→ プログラミングの基礎から教室で伸ばす
- 夢中で自分で調べ始めた→ 教室は不要。独学で伸びるタイプ
真ん中の「楽しいけど一人だと詰まる」子には、教室が効きます。ただしMOD制作そのものを教える教室はほぼないので、プログラミングの基礎を固めて、いずれ自分でMODに挑めるようにするのが現実的なルートです。その入口として、まず無料で試せる教室から始めるのが失敗しません。
マイクラの画面で基礎から学べるデジタネなら、14日間の無料体験で子どもの食いつきをもう一段確かめられます。MCreatorで火がついた子を、そのまま基礎学習につなげる流れが作れます。
【マイクラ】プログラミング教室はマイクラの使い方が3タイプに分かれる
マイクラで完結する型・その先へ進む型・使わない型
ここは意外と知られていません。「マイクラが学べる教室」と紹介されていても、マイクラをどこまで使い続けるかは教室ごとに違います。
| タイプ | マイクラの扱いと該当校 |
|---|---|
| マイクラで完結する型 | ずっとマイクラの画面で学ぶ デジタネ |
| その先へ進む型 | マイクラを入口に別の教材や言語へ QUREO/Codeland |
| 使わない型 | マイクラのコースがない アンズテック/Tech Kids School |
デジタネのマイクラッチコースは、最初から最後までマイクラの画面で進みます。マイクラを長くやりたい子には一番素直です。
一方QUREOはマイクラコースで基礎を身につけたあと、初級コース・中級コースへステップアップしていく設計です(出典:QUREOプログラミング教室 公式)。Codelandもマイクラブロックコースからマイクラpythonコースへ進みます。マイクラは入口で、その先に出口が用意されているタイプです。
どちらが良いという話ではありません。「ずっとマイクラで遊びたい」のか「マイクラをきっかけに先へ行きたい」のか——ここが家庭の希望と噛み合っているかが、満足度を決めます。
体験のときに聞くべき3つの質問
入会前にこれだけ聞けば、ミスマッチはほぼ防げます。
無料体験で必ず聞くこと
- マイクラのコースは何回で終わりますか?(そのあと何をするか)
- Java版・統合版・教育版のどれですか?(教育版ならMODは一生出てきません)
- マイクラ本体は自分で買いますか?(別途3,960円かかる教室があります)
この3つに即答できる教室なら、カリキュラムがちゃんと設計されています。言葉を濁す場合は、他も見てから決めたほうが安全です。
【マイクラ】プログラミング教室おすすめ5校
デジタネ|マイクラを一番長く使える
Scratchをベースにした独自ソフト「マイクラッチ」で、組んだプログラムがその場でJava版のマイクラに反映されます。5校の中で唯一、授業でJava版のマイクラを動かす教室です。
MODそのものは作りませんが、子どもが憧れている本物のマイクラの画面で学べます。料金は年間プランで月3,980円から。相場が8,000〜15,000円なので半額以下です。
マイクラッチコースを受けるにはマイクラJava版を自分で購入します(3,960円)。月謝には含まれません。
ただし14日間の無料体験中に契約すると、初月料金がマインクラフトJava版の購入代金相当として無料になります(出典:デジタネ公式 料金プラン)。実質的にマイクラ代がタダになる形です。
動画を見て自分で進める形式なので、送迎も不要。マイクラ以外にロブロックス・Scratch・JavaScriptなど複数コースが受け放題です。
Codeland|マイクラでPythonまで書ける

株式会社プロキッズが運営するオンライン教室で、2025年1月にマイクラコースを開講しました。マイクラブロックコースで基礎を学び、マイクラPythonコースで実際にコードを打ちます(出典:コードランド公式)。
「ブロックを並べるだけで終わるのが不安」という家庭に一番向いています。5校の中で、マイクラの中でキーボードを打つところまで最短で行けるのがここです。業界先駆けのマンツーマンレッスンなので、子どもの「これ作りたい」に合わせて進みます。
Codelandで学ぶのはPythonであってJavaではありません。これを終えてもMODが作れるようになるわけではないので、そこは期待しないでください。
あくまで「コードを書く感覚」を最短で掴む場所です。
QUREO|近所で通えて検定も取れる
サイバーエージェントグループが開発した教材を使う教室で、全国3,270教室あります。学習塾や公民館の中に入っているケースが多く、家から近い場所が見つかりやすいのが最大の強みです。
マイクラコースは独自開発の教材で、マイクラのダンジョンをプログラミングの力で攻略していく内容です。マウス操作が中心なので、タイピングができない子でも始められます(出典:QUREOプログラミング教室 公式)。
マイクラで基礎を固めたあとは初級コース・中級コースへ進み、中級では文字や記号を使った本格的なコーディングまで学びます。カリキュラムはプログラミング能力検定に準拠していて、2025年から大学入学共通テストに「情報」が加わったこともあり、そこを見据える家庭には刺さります。
「マイクラをきっかけに、その先まで行ってほしい」という家庭に一番向いています。逆にずっとマイクラで遊びたい子なら、デジタネのほうが合います。
※Minecraft 公式製品ではありません。Mojangから承認されておらず、Mojangとは関係ありません。
アンズテック|マイクラを卒業してゲーム制作へ
小学3年生から中学3年生を対象にしたオンライン専門の教室で、コースはScratchとUnityの2つです。マイクラのコースはありません。
ここを挙げるのは、「マイクラの教室は意味ない」と感じている家庭にこそ合う可能性があるからです。子どもの目的が「ゲームを作りたい」なら、マイクラを経由せずScratchから入ってUnityで本物のゲームを作るほうが最短です。
Scratchは初級・中級・上級、Unityは2Dゲームと3Dゲームの計5コース。少人数の個別対応なので、わからないところはその場で質問できます。無料体験は90分あります。
Tech Kids School|テキスト言語まで行き切る
サイバーエージェントが2013年に設立した教室です。1年目はScratchとQUREOで基礎を固め、2年目からはiPhoneアプリ開発コース(Swift)かUnity 3Dゲーム開発コース(C#)に分かれます。1回120分×月3回と、授業時間が長めです。
マイクラは使いません。ただ「結局コードを書けるようにならないと意味がない」と考えているなら、5校の中でそこに一番近いのがここです。
本気でMODを自作したい子も、いずれJavaのような言語に向き合うことになります。テキスト言語の経験は無駄になりません。渋谷校とオンライン校があります。
【マイクラ】プログラミング教室のよくある質問
まとめ|マイクラのプログラミング教室が意味ないかは家庭次第
今回はマイクラのプログラミング教室が意味ないと言われる理由を、各校の内容を調べたうえで整理しました。
- MODを作れるようになる期待で入れると、ほぼ確実に「意味なかった」になる
- MOD制作を教えている教室は全国で3校。船橋・つくば・導入教室のみで、通える人は限られる
- マイクラでずっと学ぶ教室と、マイクラを入口にその先へ進む教室がある
- 体験では「マイクラは何回で終わるか」「どの版か」「本体は買うか」の3つを聞く
- 月謝の相場は8,000〜15,000円。デジタネなら3,980円から
ずっとマイクラで学びたいならデジタネ、マイクラからコードへ進みたいならCodeland、近所で通って検定まで取りたいならQUREO。マイクラにこだわらないならアンズテックやTech Kids Schoolのほうが目的に早く着きます。
どこも無料体験があるので、2校受けて子どもの反応を比べてから決めてください。判断材料は月謝でもカリキュラムでもなく、体験の帰り道に子どもが何を喋るかです。
※本記事の料金・コース内容は2026年7月18日時点の各公式サイト情報です。マイクラの最新バージョンはVer26.2(統合版26.30)「カオスキューブド」。変更される場合があるため、申し込み前に必ず各公式サイトでご確認ください。
